■雌雄異体
日本のほたて貝は雌雄異体ですが、生まれてから1年間は全てオスで、2年になるときに半数がメスに性転換し、オスとメスが別々となります。産卵期が近づく4月頃には生殖巣が大きく膨らみ、オスは白色、メスは赤色となります。
■産卵
産卵期は春先、さくら前線とほぼ一致します。猿払では4月下旬〜5月上旬に産卵期を迎えます。卵と精子は海中に放出され、受精してから約40日海中を漂う浮遊生活を送ります。浮遊生活の最終期には大きさが0.3mmになり、足から糸を出して海底の小石、貝殻に付着し低棲期に入ります。放流する稚貝はこの付着する習性を利用して採取します。
■寿命、成長
ホタテ貝は寒海性の二枚貝で海水中の植物プランクトンなどを餌にして成長しています。当海域では、1年で3cm、2年で8cm、3年で10cm、4年で11cm、5年で12cmくらいです。年令は、木にできる年輪と同じような模様が貝殻にできるため判別できます。寿命は約10〜12年と言われていますが、今まで16年くらい生きたと思われる貝も見られています。最大で殻の大きさが20cm、重量が1kg近い貝も見られました。
■ホタテの移動方法
ほたて貝は活発な二枚貝なので貝柱が発達しています。ヒトデに襲われるなど必要に迫られて移動するときは、その貝柱で貝殻を開閉させ、耳のところにある2ヶ所のすき間から水を吐き出し、すばやく移動することができます。
|